メインイメージ

メインイメージ

ブログ

ブログ

2017.9.14 (Thu)

祇園 末友

Category:お店, ディナー, 日本

Mika Yoshidaです。

本日も 京都のお客さまを ご接待ですので 今夜私が選びましたのは 祇園の末友さんです。

ガラガラっと 格子戸を開けると とても素敵な京都らしい空間があり その奥がお店になっております。

末友久史氏は、京都の名料亭「祇園丸山」長年腕をふるい 次に「祇園 花霞」の初代料理長に就任されました。 そして「祇園 花霞」退店後、2009年にこの同じ地で 自身の名を屋号とした『祇園 末友』を open されました。

お料理への拘りだけでなくて、1つ1つの しつらえまでにも手を抜かずに 設計されてる見事な空間です。
お料理には 全て 井戸水を使用されており、京都のお料理には やはり京都の湧き水が一番とのこと。
大将が学ばれた 丸山さんも お水にとても拘われており やはり京都人としての 料理人の凛とした 譲れないプライドが感じられます。

接待でございますので お部屋をリクエストさせて頂きましたが、京都の町家とは思えない 料亭のような空間に仕上げられており とても上品な素敵なお部屋です。

こちらのお店は 知りあいの社長さまから紹介して頂き知りました。
とても楽しみです。

まずは 丸山さんでも名物な 自家製の 生姜湯です。
今の時期は冷たい生姜湯で これがまた とても美味しいのです❤

むかごのあんかけ

むかごって ゆり根のようなお芋のような とても触感がよくて この時期はまた特に美味しいそうです。
始めの一品から 素晴らしい…💛

八寸で こちらのあしらえです‼️
すごく盛りだくさんで 私達も大興奮です。

竹笛のお皿にずらっとお行儀良く並んだ 一品 一品に圧巻です。

屋形舟の中には❓
蟹の身がたっぷり。三杯酢のジュレで頂きます。

鱧寿司で始まり 鱧寿司で終わる 八寸は 本当にどれも絶品です❤

笛皿の端と端が 鱧寿司ですが それぞれお味も変えておられます。

次に椀もの

お椀に水滴が吹きつけてられるのが見えますか?

お料理を習い始めたころ、日本料理の先生にこんな話を お聞き致しました。

椀ものに霧吹きがされているのは…
お椀は蓋をあけた時の香りがいちばんの命だから、
お食事を召し上がってくださる方に
『あなたの前にはどなたもお椀に触れていませんよ』
『水滴が乾かないくらいの出来たてをお持ちしましたよ』

そういう、料理人のおもてなしの気持ちの現れだそうです。

まだ 若かりし私でしたが その意味にとても感動と尊敬を覚えました…。日本の文化は心の文化
日本のこの素晴らしい文化は いつも申しておりますが 世界に誇れる尊いものだと思います。

蓮根饅頭大黒本しめじ

本当に京都の椀には 魅力が詰まっていますね。最高でございます。

さて、焼き物を拝見です。
松茸牛イチボ黒鮑

火入れが始まりました。

焼き物が焼きあがる間に 旬のお造りがまいりました。

目一鯛中とろさんま

四季がある日本は本当にいいですね❤

末友さん 一品、一品の量がとても多くて よく食べる私も お腹がいっぱいになって参りました❣️
皆さん やはりびっくりされるそうです❤

すっぽんのジュレ雲丹です。
こちらも たっぷりございます❣

紫蘇の花がまた とてもいいです

鮑のカットの厚さまで 好みに切って下さいます。
私は薄いのが好みですが 厚切りとのmixでもさせて頂きますよ❣️
とても気の利いた配慮にまたまた大感激なのです。

もちろんの肝のソースで。

牛イチボ

お腹がはち切れそうです…😅

焼き松茸

切り目を入れて下さってるので、手でさいて大胆に頂きます。

あっ、うっかりしておりました‼️
お酒をお願い致しますと、おちょこを好きな物をえらべます。
素敵…💕

さて最後の一品です。

うわぁ❤️大感激です‼

鴨葱です。
九条葱がたっぷりで 信じられない美味しさです❤

そしてお食事です。鮎ごはんです。

釜で炊くごはんは いつ頂いても絶品です。

そして フルーツアイスクリームのデザートです❤

末友さん 本当にボリュームいっぱいです❣️
お値段以上の内容に 皆大感激致しました。

お忙しいのに 最後の最後までご挨拶にいらして下さり とても素敵な大将さんの人柄を感じました。

一期一会の茶の湯の心を大切にした「おもてなしの心」の出迎えは、『祇園 末友』に一歩足を踏み入れた瞬間から、心豊かな時間へと誘って頂けます。四季折々の食材にこだわりぬいて、生産者の心が見える食材を使い、京都で培われた美や季節感、節句の習わしを大切にされてる『祇園 末友』では、京料理の真髄を堪能させて頂けて、店主の渾身の思いのこもった八寸は 本当に感動致しました。

======
店名:祇園 末友
所在地:京都府京都市東山区大和大路四条下る四丁目小松町151-73
電話: 075-496-8799
======
天満橋 イタリアン ランチ ディナー Mare(マーレ)